今回は、アイズフロンティアの防寒、9470について紹介していきたいと思います。
この商品を紹介している動画はこちらです。
良いところ・着用画像
この商品の良い点は、3点あります。
- まず一点目は、中間着としてもアウターとしても使える適度なボリューム感です。
アウターとして使うのはもちろんのこと、モコモコしすぎていないので、
カタログにもこういった写真が載っているように、
秋口まで着ていたブルゾンの中に挟むことによって、
長い期間、着ることができます。
- 二点目は、中綿が旭化成のトップサーモを使用しているという点です。
このトップサーモという素材は、湿気を吸って発熱するという素材で、
原理としては、ユニクロのヒートテックと同じような感じです。

若干薄手なので不安を感じる方もいると思いますが、中綿が発熱素材のトップサーモということと、
本体素材の裏面にはアクリルコーティングすることで防風機能もあるので、
同じボリュームのただの中綿に較べると暖かい商品です。
- 三点目は、随所にニット素材を使うことで、スリムなシルエットと動きやすさを両立しているという点です。
腕の内側と、体の横に厚手のジャージのような素材を使用していて、ストレスなく、着ることができます。
実際に着てみると、こんな感じです。
178cm、 70kgで、LLサイズを着用しています。
ニット使いでラクラク。
アイズフロンティアは、かなりスタイリッシュな細身のものが多いイメージがありますが、
こちらは、細身は細身ですが、そこまでピタピタ感はありませんでした。
惜しいところ(注意するところ)
この商品の、惜しいところ、というか注意すべき点は、このカッコいいエンボス加工の部分です。
近くで見るとわかりますが、これは縫われているのではなく、圧着されています。
有名なところだと、ユニクロのシームレスダウンも同じように圧着されています。
通常ダウンジャケットは、
ダウンパックごとに縫い目がありますが、
その際に出てくる悩みが、縫い目の部分から冷たい風が入ってきたり、中の毛が抜け出てくるという問題です。
シームレスダウンは、その縫い目をなくして、かわりに生地を圧着することによって、
そういった悩みを解消できるという利点があるのですが、これには弱点があります。
それは、圧着部分に使われるポリウレタンが、早ければ3年ほどで劣化して剥がれてきてしまうということです。
もちろん、3年経った瞬間に壊れて使えなくなるわけではなく、徐々に劣化していく感じです。
さらに、数年前にシームレスダウンが出てきた時にも話題になったので知っている方もいると思いますが、
この手の商品は、ドライクリーニングができません。
ドライクリーニングをしてしまうと、圧着に使われているポリウレタンが剥がれてしまい、形崩れの原因となってしまいます。
同様の理由で、乾燥機やアイロンもダメです。
ユニクロのシームレスダウンに関しては、あれだけの量のダウンを入れているので圧着する必要がありましたが、
今回のこのアイズフロンティアの圧着は、ほぼ100%デザインだと思います。
この量の中綿で圧着する利点がありませんから。
なので正直デザインのために洗濯などにおいて扱いづらくしてしまっているという点は、残念だなと思います。
見た目は未来的で、カッコいいんですけどね。
カラー展開
カラー展開は、ブラックと、ディープグレーの二色展開です。
サイズ展開
サイズ表は、こんな感じです。
値段
値段ですが、大体税抜き5000円ぐらいです。
まとめ
結構圧着部分について悪い部分を長く語ってしまいましたが、このアイズフロンティアならではのデザインと、
適度なボリュームなので、秋〜春まで、着れる季節も長く、1着持っていたら確実に助かりますので、
気になったぜひお近くのお店に取り扱いがあるかどうか確認してみてください!
以上です!
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