レキシ『GOEMON feat.ビッグ門左衛門(三浦大知)』MVで三浦大知が踊らないのに評価を高めている件

お笑い

あなたはもうチェックしましたか?
レキシのニューアルバムムキシに収録された『GOEMON feat.ビッグ門左衛門(三浦大知)』のMVを。
YouTubeの公開日が2018/9/19なので結構前になりますが、
これを見て、個人的に「三浦大知さんはMVに出ずして、踊らずして評価を高めているなー」
と感じたので考察したいと思います。

最初に言っておくと、僕はレキシはそこそこ知っていますが、
(それにしてもそこそこ知っている程度)
三浦大知さんについてはまったく詳しくありません。
誰しもが知っている、
「ダンスも歌もめちゃくちゃうまくて、
レベルの高いパフォーマンスを見せてくれるホンモノの実力がある人」
といったレベルのイメージしかありません。

まずはともあれGOEMONのMVを見てみよう

~見る前~

feat.三浦大知なのかー
MVでもレキシと一緒に踊るんだろうなー

〜見ている最中〜
~10秒
レキシがキザっている(想定内)

13秒~36秒(イントロ)
レキシが踊りはじめた!お前が踊るんかい!!(でもまあ想定内)
きっとサビで三浦大知出て来るんだろうなー(ニヤニヤ

1分35秒〜(サビ)
あれ??大知くん出てこない??www
・・・ええええ!!wwww

その後2番でも出てこず、結局最後まで踊らず!!

〜見た後〜
なんでレキシしか出てこないんだよ!!www
三浦大知のダンス見たかったのにいいい

と、三浦大知にさほど興味がなかった僕が、
『GOEMON feat.ビッグ門左衛門(三浦大知)』
のMVを見ることによって「三浦大知のダンスが見たい!!」
という感情を抱くに至りました。

どうしてそのような結果になったか。それはこれに他ありません。

三浦大知が踊らないから

これが最大の理由だと思います。
おそらくMV内で三浦大知が出てきていつも通りな感じでダンスを踊ったら
「ほーやっぱり三浦大知ダンスうまいなー」
程度の感想で終わっていたと思います。

しかし、あえて踊らないことによって、
先述した「三浦大知はダンスがうまい人だ」
というレベルでしか認知していない人たちは、
「なんだよーwwレキシが踊るのかよーww三浦大知のダンスが見たかったのにーww」
という印象を残すことができます。

この認知レベルの層は、三浦大知の新曲MV
がYouTubeに上がっていても正直、見ない層
です。
しかし、レキシという別のアーティストの土俵に上がって
コラボしているのにもかかわらず踊らない。
それを見て、「三浦大知はダンスがうまい人」程度の認知層である私が
「三浦大知のダンスが見たかったのに!!」
という感想を抱くまでになります。

レキシのMVでないと起こり得ない現象

三浦大知自身のMVに本人が登場しないとしても、
同じような「三浦大知への渇望感」は感じないと思います。
というのも、自分のMVに本人が出ないという演出はすでによくあるものだからです。
見たことありますよね?
曲が流れてアーティスト本人は映らずにただただ透明感の
ある女の子が歩いているようなMV!!笑

そして、三浦大知への渇望感を作り出せるのは、
レキシというユーモア満載のパフォーマンスをするアーティスト
によるところもかなり大きいのではないでしょうか。

レキシが一人で踊ると、「お前が踊るんかーいwww」
と、笑いながらツッコむ感じになりますよね?
普通にダンスが上手いアーティストとのコラボで、三浦大知が出てこないと、
「なに三浦大知押しのけて自分だけ出てんだよ!でしゃばるなよ!」
という印象を与えてしまうところですが、レキシの場合は、
「いやお前が踊るんかーいwww」とツッコむ土壌ができている。
だからこそ上機嫌なまま「大知くんのダンスが見たかったのにーい!」
というプラスの感情
を受け入れやすくなっているのです。

心理学的見地からの考察

これは、心理学的な観点からも根拠がありまして、
「ハロー効果」というもので説明ができます。

「ハロー効果」の「ハロー(halo)」とは、
あいさつではなく、後光のこと。
なにか一点が優れていると、後光がさして、
なにもかもが優れて見えちゃうような錯覚、というわけだ。

(ふろむだ 著『人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている』P54より引用)

このハロー効果の説明部分では、別の点が優れているという書き方をされていますが、
別の部分で、

ハロー効果が強烈に効いているから、人々は、
「あいつの作ったものは、面白いに違いない」って思うし、
「あいつなら、ちゃんとやり遂げる」って思うのだ。

(ふろむだ 著『人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている』P78より引用)

と、いう説明がなされています。
つまり、ハロー効果は、一点が優れていると別の点も優れていると思うだけでなく、
その一点の能力自体を底上げして見てしまう側面もある
、ということがわかります。

※誤解して欲しくないのは、
「このMVによって三浦大知さんが実力以上に評価される」
という意味ではなく、
「三浦大知さんをよく知らない層からの評価が、ダンスを披露していないにも関わらず、このMVによって上がる」
という意味です。

『GOEMON feat.ビッグ門左衛門(三浦大知)』のMVは、三浦大知を好きになるための装置だった

つまり『GOEMON feat.ビッグ門左衛門(三浦大知)』のMVは、

・三浦大知が踊りそうで踊らない(レキシのユーモアに乗っかれる度量がある)
・代わりに踊っている人がダンサーなどではなくレキシだからツッコめる
・ハロー効果で三浦大知をよく知らない人でも
「ダンスが上手いあの三浦大知のダンスが見たい!!」という印象になる
・MVなので三浦大知の歌はもちろん流れている。それがめっちゃ美声
と、三浦大知のことを好きになる要素しかないMVだったのです!!

実際、僕自身、『GOEMON feat.ビッグ門左衛門(三浦大知)』のMVを見て
「三浦大知のダンス見たいし本人のMV見てみよー」という気持ちになりました。

あなたも、同じ気持ちではないでしょうか??

それでは〜〜